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イツエ - 「今夜絶対」


15/01/21


02 告白

作詞:瑞葵 作曲:瑞葵·馬場義也


大事なものがひとつ弾ける音が聞こえた


あなたにとってただの退屈しのぎ

この痛みを伝える方法を何度も考えた


あなたに出会えて 痛いほど嬉しくて


わたしの中の錆びた剣は折れてしまった

地獄なんて場所があれば少しは救われる


あなたに出会えて 苦しいほど嬉しくて

わたしの人生の重みは増えていった


やっと結んだ手を離す事は

とても簡単 温かいそのてを


それはサイダーの泡のよう

たくさん注いでも嵩は増さず

それはサイダーの泡のよう

平等に軽くなって空へ



03 ネモフィラ

作詞:瑞葵 作曲:イツエ


されど街は変わる

始まりと終わりを いつまでも繰り返して

二人出会って いつか他人になるなんて誰が決めた事


息すらできない 強烈な夏の日の

君との最後の言葉は「また明日」


色褪せつつある 君と過ごした家はもう

知らない誰かの生活の音


変わらずにいる事を 君に伝えたい

髪型もあの時からずっと同じ理由


夜は思うよりもとても優しいもの

弱ささえも流してくれる

空っぽになったわたしは何になれる?

古くなった靴は捨てて


きっと君を忘れるだろうけど

たまに思い出すくらいがちょうどいい


君と歩いた道や懐かしい匂い

思い出すは美しく変わってしまうね


されど街は変わる

始まりと終わりを いつまでも繰り返して

生まれ変わってまた君に出会う

それがわたしをただ癒して


わたしは全てを赦す わたしは全てを赦す

わたしは全てを赦す そしてわたしは赦される



04 56番線

作詞:瑞葵 作曲:イツエ


夜中抜け出したら 56番線へ

僕は待つよ 夏の蜃気楼の中


君は確かに僕の目を見て くちづけをしたんだ

君は確かに、存在した あの夏に


見えない明日より今日が大事だった

それは誰にだって止められやしない


また会えたたら笑ってほしい

ただ、不確かな約束を交わしただけ


君は確かにわたしを見て くちづけをしたんだ

わたしは確かに、存在した あの夏に


君と僕の街が窓の外を流れる

僕らを乗せたバス 優しく揺れる

見えない明日より今日が正しかった

他に誰も悲しまない 二人だけの時間



05 トランシーバー

作詞:瑞葵 作曲:イツエ


ライチの実を爪で割って柔らかい実を触る

中身が脆い事を知る


君は僕の酸素 もっと君を知りたい

割ってみたら君は何色?


飛び込むように心の中を泳げば

君の青さが言う

「わたしを探さないで」

名前を呼ぶよ 君に出会えるように

星のように人を惑わす 君に


惑星探索 トランシーバーを見つけた

古い遊びをしよう 遠すぎても近すぎてもいけない


ほら手を離さないで 迷子になってしまうよ

少しくらいは僕を信じてよ


傷つき当てもなく歩く君は強いけど

突然の雨に打たれて帰り道で泣いてなければいいな


夜を渡った向こう岸が君の街

さあ窓の外をごらん、やっとみつけだよ

飛び込むように 君の脆いとこまで

探す旅を続けて さあ笑って



06 螺旋

作詞:瑞葵 作曲:瑞葵·馬場義也


混じりっけの無い白い肌

傷つけてしまえば赤い模様


むやみやたらに触るのはもうよして

冷め切ったこの気持ちにいつ気づいた?


染まらないわたしよ

染めたがる君と

色褪せた関係を

断ち切る


傷つけば私たち

白と赤交われた

不器用な君を求めた


染まらないわたしと

染めたがる君と

色褪せた関係を

断ち切る



07 10番目の月

作詞:瑞葵 作曲:瑞葵·馬場義也


一番星を見つけ

二度合図をする

三、四 言葉を交わし

五時のチャイムが鳴る


第六感が働いた

一七夜の今夜

八方塞がりの町

君を連れて逃げよう


まるで宙に浮いてるように

急がないと君はすぐに消えてしまう


第九話まで進んでも

君にとってプロローグ

甘い罠にかかる

手のひら でワルツ


まるで宙に浮いてるようだ

急がないと君はすぐに消えてしまう

急がないと君はすぐに消えてしまいそう


暗闇の中照らされる 君の横顔ぐっと来る

恋は桃色 今日の月は甘い飴色

君は魔物かわいい魔物 それでも構わないさ

1から10まで君が好き きっといつまでも


暗闇の中抱きしめる 驚く君の顔が見える

こうなることはわかってたでしょう 甘い甘い誘惑

君は魔物かわいい魔物 それでも構わないさ

1から10まで君が好き きっといつまでも

君には敵わない



08 グッドナイト

作詞:瑞葵 作曲:瑞葵·馬場義也


明日は君と 話はできるのかな

そんな年頃 大人たちは忘れてゆく

青い春の横顔


トゥナイト 今夜は

ドリーム 夢見たっていいじゃない

ささくれきらめきュース

見たい知らない世界

夢にだって君が出てきてしまうの


ワンステップ 君に近づく

スリーステップ 2段目は飛ばしたら

oh oh oh

恋の駆け引き 大人になるまであと少し

明日も見えない 瞬き輝くティーンエイジャー


教室の窓で 揺れてる白いカーテン

わたしの気持ち 映し出されてるみたいね

白い夏のざわめき


ワンストップ 君に背を向け

スリーストップ 2回目はやめないで

oh oh oh

恋の駆け引き 大人になるまであと少し

明日も見えない 瞬き輝くティーンエイジャー


トゥナイト 今夜は

ドリーム 夢見たっていいじゃない

よろめいていたいから


優しさに背を向け 自分勝手に傷ついて

それでも名も無い歌に突き動かされ


ワンステップ 君に近づく

スリーステップ 2段目は飛ばしたら

oh oh oh

恋の駆け引き 大人になるまであと少し

明日も見えない 

瞬きながら 輝きながら 過ぎていくティーンエイジャー



09 名前のない花束

作詞:瑞葵 作曲:瑞葵·馬場義也


愛し合うために手を繋ぎ

言葉を生み 時々無理もする


そんないびつなこの時代に何ができるだろう

ただひとつ 争いを止め見つめ直すことはできる


涙する黄昏や美しいもの

持てる全て詰め込むんだ花束を

贈るため生まれてきた


道を示すもの

たくさんあってないもの

何かのために生きることを考えた時

あなたの顔が浮かんだ


悲しみも 喜びも

受け入れられるように

花を結ぶ大きな木になり

あなたを守りたい


目に焼き付けてきた

美しい朝露 夜の帳が下りる瞬間

持てる全て詰めこんだ花束を

贈るため生まれてきた

わたしは生まれてきた

 


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